家族の協力

入院してから50日以上経ちました。
その間、本当に家族に助けられています。

私は安静を命じられているだけなので、言ってしまえばカラダは楽なんです。
点滴も最初の数日で外れたし、トイレもシャワーも自由だし、申し出れば病院の売店へ行くことも許可されているし。
(さすがに30日の出血以降は行っていません)
大変なのは2歳の息子を含む家族の方です。

まずはそれぞれの両親。

入院当日に私の母は新潟から東京へ駆けつけてくれ、7月いっぱい家に泊まり込んで家事や息子の世話を引き受けてくれました。昼間にはちょくちょく私の面会にも来てくれました。
仕事があるので8月には一度戻りましたが、9月末で退職予定だったものを1ヶ月繰り上げ、また9月から手伝いに来てくれることになっています。
父もそんな母を快く送り出してくれ、私の身を案じ出産まで入院していた方がいいと言ってくれているようです。

ダンナの両親には、すぐ退院できれば言うつもりはありませんでした。でも入院日数が長くなるにつれ、さすがに報告しないわけにもいかず連絡。
私の両親に比べ高齢なので、お手伝いに来てもらうことはこちらから遠慮しましたが、すごく気にかけてもらって頻繁にダンナに連絡をくれているみたいです。

ダンナは私の入院後すぐに時短勤務を申請し、8月から息子の保育園の送り迎えをしてくれています。
一ヶ月間息子と二人きり、仕事して、家事もして、息子の世話もして…。想像するだけで大変だろうなぁとこちらも心が痛みます。
実際、一度心が折れかけて、平日に休みを取り私に会いに来たこともありました。愚痴やたわいもない話をするうちにだいぶスッキリしたようで、元気を取り戻して帰っていきましたが、本当に頭が上がりません。
私だって息子と一ヶ月二人きりだったら疲れ果ててしまいそうだもの。
あと数日で母がまた助っ人に来てくれるので、それまで乗り切ってほしいです。

そして、最愛の息子。
この1ヶ月半でとても成長しました。
申し訳なくなるくらい良い子でいてくれるようです。

入院当日は会えませんでしたが、翌日に再度面会にきてくれ、車椅子で病棟外にまで会いに行きました。
しきりに「ママ、血ぃでたね。おなかいたい?」と聞いてくれて、こんなに人への心配を口に出してくれる子だったかな?と驚きました。
最初の数日は家でママを呼ぶことがあったようですが、次第にそれも落ち着いてきたとのこと。
保育園でも少し甘えん坊になったけれど、ぐずったり駄々をこねたりすることもなく元気に過ごしているようです。
持病の薬も前よりも嫌がらずに飲み、体調も崩すことなくこの夏を乗り切りました。
最近はものすごくパパっ子になっているとのことで、私が帰った時に愛情を取り戻せるか焦っています。
二人目が生まれても、がんばってくれた息子にいっぱい愛情をかけて大好きだよを伝えたいと思います。

みんな、本当にありがとう!